1981年 福岡県大野城市生まれ。

2000年 福岡県立春日高等学校卒業。

2004年 長崎大学水産学部水産学科卒業(2003年韓国済州大学交換留学)

2009年 日本赤十字豊田看護大学看護学部看護学科卒業

3歳より両親の付き添いなく、障害児たちと登山やサバイバルキャンプに参加し、小学校からはアジアの子ども達と中国の無人島キャンプやモンゴル草原縦走などを経験。小学校でいじめに遭うも、冒険仲間という別のコミュニティがあったことで逃げ道があり、そこの大人達にも守られ、不登校やぐれずに引っ込み思案だったところから強くなれた。登ることよりも長期間での生活やハプニングが楽しく、考え方も大きく変わり、何事にもチャレンジできる人間になれた。

小4の時、初の雪山登山に魅了され、中1で初めてパキスタンの4700m登山を経験、高所登山の面白さを知る。登山と両立しながらバドミントンにも熱中し、長崎大学ではインカレ出場を果たした。 登山と正反対のことをしてみようと大学では水産学部を専攻、韓国済州島で海女の研究をした。大学3年のときチームで登山した6000m峰で係として保健を担当したことで、看護師の仕事に興味をもつ。現在、看護師をしながら資金を貯め8000m峰を18回登り、そのうち8座登頂(1座を2回登頂したので、延べ9回登頂)。気がつくと「日本人女性初」の記録が並んでいた。

年々、精神的に不安定な子どもや、病んでいる大人が増えていると感じる。人生に疲れた友人をヒマラヤに連れて行くと元気になって帰っていく。自分自身も精神的支えになっており、ヒマラヤ登山が精神的ケアの大きな役割を果たすのではないかと感じてきた。また、子どもの頃に体験したことがユニークな人間を作る大きな可能性を持っていると感じてきた。

時代は変わり、子どもに体験させることが危険だと臆する親が多いのは、預ける先に不安があるのも1つだと思う。これまでの実体験がある私自身であれば信頼して安心して預けてもらえるような組織が作れるのではないかと考えている。日本だけではなく世界中の子どもたちに海外での冒険を体験してもらいたい。登山することより楽しいことがたくさん体験できることを知ってほしい。そのためにまず、アジア人女性初8000峰全14座登頂を果たし、より多くの方に私を知ってもらう必要がある。今までは自分の趣味の1つとして続けてきた登山だったが、今後は自分のこれまでの経験を表に出し、社会に貢献できるようにしていかなければならないと思っている。

アジア人女性初8000m峰全14座登頂は私にとって、あくまで通過点であり、その先にもっと大きな夢がある。

【Record】

日本人女性初8000m峰8座登頂

日本人女性初世界トップ3座(エベレスト、K2、カンチェンジュンガ)登頂

日本人女性初1年以内8000m峰3座登頂

日本人女性初カンチェンジュンガ登頂

日本人女性初アンナプルナⅠ峰登頂

【登山歴】

2000年 – マルディヒマール(5587m)登頂。世界最年少(19歳)。 

2002年 – アイランドピーク(6189m)登頂。 

2006年 – 世界6位チョオユー(8201m)登頂。 

2008年 – メラピーク(6476m)登頂。 

2011年 – 世界1位エベレスト8700mにて断念。 

2013年 – 世界1位エベレスト(8848m)登頂。 

2014年 – 世界5位マカルー(8463m)登頂。日本人女性2人目。 

2015年 – 世界10位アンナプルナI峰7900mにて断念。 

2016年 – 世界10位アンナプルナI峰7500mにて断念。 

2016年 – 世界8位マナスル(8163m)登頂。 

2017年 – 世界3位カンチェンジュンガ8150mにて断念。 

2017年 – 世界9位ナンガパルバット7300mにて断念。 

2018年 – 世界3位カンチェンジュンガ8300mにて断念。 

2018年 – 世界2位K2(8611m)登頂。日本人女性2人目。 

2019年 – 世界10位アンナプルナI峰(8091m)登頂。日本人女性初。 

2019年 – 世界3位カンチェンジュンガ(8586m)登頂。日本人女性初。 

2019年 – 世界8位マナスル(8163m)登頂(2回目)。 

2019年 -世界7位ダウラギリ7200mで断念。 

2021年 春- 世界7位ダウラギリ6500mで断念。 

2021年-世界4位ローツェ5935mで断念。 

2021年秋 – 世界7位ダウラギリ(8167m)登頂。 

現在8000m峰 18回登山